遠い、遠い、星を見つめてる今がある・・・。
昨日なんかと同じではない全く新しい今がここにはあり、
ここに立っているのはまったく新しい自分だ。
この星で立ち居振る舞うということは、
ここに居ろ、という他でもない宇宙の意思だ。
そこにはいつも同じ景色がいつもと変わりなくあるけど、
実は同じに見えても、同じじゃない。
「いつも」に慣れてしまって、何もが殆んど「同じ」に感じてしまう、
習慣はいずれ麻痺となり、麻痺を自覚するのさえ難しくさせてしまう。
だけどここに昨日はもう無い。
ただ、昨日の生き様の抜け殻が残っているだけ、
その抜け殻にわざわざもう一度袖を通すのかい?
毎日自分を脱ぎ捨てて新しく生まれ変わって、今日を迎えよう。
眠る度、自分を殺す・・・起きる度、新しい自分を生きる。
そうやってれば人生80年そこそこあっという間さ。
日本の若者の死因の第一位は何だと思う?
心臓病でもなく、先天的な病気でもなく、梗塞でもない、ガンでもなく、
それはなんと病気ではなく「自殺」だという・・・
15~39才の5才単位で調べた死因の一位が自殺だというのは、
先進7カ国でも日本だけだって。
若者を死に至らしめる原因?
そんなのいくらでも思いつけるくらい身近で簡単な質問だ。
自分の中でも何度も言った歎き・・・
「自分なんて・・・」
「生きるの辛い・・・」
「死んでるほうがマシ・・・」
「居なくなりたい・・・」
「もういい・・・」
「関わりたくない・・・」
「どうして俺だけ・・・」
生きてりゃ同じ様に思った経験があるし大いに解る。
しかしだ、
この不公平で混沌としたクソな世の中、
クソから生まれたこのクソな自分をPlayするため何故かここへ来たんだ。
宇宙は完璧、間違わない。
宇宙が地球を、この人間現象を許している・・・
なのに自分が自分の命を何とか出来るなんて傲慢な考えだ。
クソなんだろう?
クソならクソで、クソ喰らってとことん生きてやった方が、本当はいい。
何故って?
死んだ後の生きてる時よりももっと永い自分を生きるのに役に立つからさ。
”魂の行く(が帰る)世界・・・我らの真の故郷”
そこは不公平や幸不幸の一切ない完全平等隔壁世界だ。
自殺する計画は用意周到にやるのに、自殺後の世界の下調べはナシかい???
知れば知るほど、自分は何故ここへ来たのか、何故死にたいのかも見えてくる。
ドクッ・・・ドクッ・・・ドクッ・・・ドクッ・・・
心臓の鼓動には限りがある。
限りがあるんだよ・・・ありがたいことに。
つまりそれは、永遠には続かないってことだよ。
限りは宇宙が決めてくれる。アンタではなく。
でもきっと・・・殆んどは「その価値」を知らない。
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